私は28歳から歯列矯正をしました。
子供の頃から歯ががちゃがちゃでした。でも私が子供の頃は
田舎ではまだ歯列矯正のできる歯医者がそういなくて
そういうきっかけがありませんでした。
でも、おとなになってから、噛み合わせの悪さで胃腸の調子が悪くなったり
噛み切れない、という不便さを感じ始め・・・・
肩こりがひどくなり、そしてとうとう顎関節症になり
顎が開かなくなってしまいました。
当時、話すことも仕事の一つだったので
きちんとしゃべることができす、大きな声も出せず、
食事もまともにできない・・・・という
日常生活に支障が出てきたことで
これは治療するしかない、と歯列矯正にふみきりました。
調べると親知らずも顔を出しており、
かなり顎に負担がかかっていたようで
顎に対して、歯の数と大きさが合っていない。ということで
はじめに上下2本、合計4本抜歯するところから始めたのです。
健康な歯を4本抜く、という作業は結構大変で
抜く方(先生ね)も抜かれる方も必死でした。
抜いた後もなかなか止血できず、
ぼたぼたと血を流しながら家路についた思い出があります。
当時一人暮らしのアパートに、血だらけのスニーカーで辿り着いて
悲しい気分でした。
そして、歯抜け状態の28歳女子。前歯ではなかったけれど
ニカっと笑うと上下2本ずつ「歯無し」が見える状態。
これも、かなり哀しい姿でした・・・・。
そこから、矯正がはじまったわけです。
まさかその時はその後完全に器具が取れるまでに
8年もかかるとは・・・・
せいぜい3年くらいかなぁ、なんて思っていたし
そう説明もされていたんですけどね。
そう簡単にいかなかったのが、
大人の歯列矯正だったわけで・・・・・。
続きはまた機会があれば・・・・にいたします。
あ、結果、私の歯並びは今すばらしく良いです。
そして、治してからは顎関節炎もおこしません、よく噛めます。
結果オーライ、であるには違いありません。
お金かけたし、歯を大事にしよう。という気持ちと
きちんとしたはみがき習慣は続いているし
歯並びが良くなったことで、虫歯ができにくくなりました。
ただ、私が片頭痛を頻繁におこすようになったのは
この矯正がきっかけだったとも考えられるんです。
もちろん、もともと頭痛体質だったには違いないんだけど・・・
どうも「痛み」の耐性が過敏になってしまったというか・・・
かなり歯を動かしたし、そのせいで顔面が痛いことも続いたりして
矯正の初期は、痛みがあちこちに常にあって辛かったです。
お子さんの矯正を考えている方、タイミングが難しいでしょうが
大人になってからだと、本人がたいへんです。
歯並びが悪いことで体調不良もおこします。
でも、ホント矯正は痛いんですよ。
それがちょっと・・・こどもにはきついかな。
歯並びと頭痛、利列矯正と頭痛の関係性って
ほんとのところどうなんでしょうね。




