2015年05月06日

「いまさら変われない」母の口癖

心療内科医に聞くと、高齢者の不安神経症や自己愛性の人格などの

その人の元の性質みたいな部分を強く持った「症状」は治らないそうで。


若い人なら、カウンセリングなどで少しづつ考え方を変化させたり矯正することで社会復帰を目指す「治療」をするけれど,高齢者には積極的治療は行わないそうです。

だから、「性質だから、性格だから、周りはうまく付き合ってくださいな。」ということになるみたい。


母の不安神経症らしきもの、は結局再びお医者に行ってもらって、薬をもらってきて飲んでもらうことで見た目落ち着いたように思います。

「薬って体に良くないんでしょ?飲んで平気かな?」と私にたずねますが

飲まないでいると、結局私が「話し相手」「カウンセラー役」を引き受けることになり私の時間と労力が奪われる。

それが親孝行なんだから、と思うこともあります。

でも・・・私はもうそれを20数年やってきて、意識改革できたのは私の方だけ。

母にとっては私は「ありがたい親切な娘」「便利なはけ口」となっていて

高齢者になった今は「高齢で何の力もない自分」を私に「認めさせること」に必死で

正直いって・・・言い方は悪いけど・・・・ちょっとタチが悪くなってきている。


長時間話していると、エネルギーを搾り取られるような感覚になる。

結局、本人か気づいて自分を変えていかなくてはひたすら誰かが請け負っているだけ。

これからは「高齢者の発達心理」というものをもっと確立してほしい、と近頃の高齢化社会を見ていて思ってしまう。

難しいことはさておいて、

高齢者もいくつになっても発達していっているし、変われるし、長生きするなら生きている間じゅう成長、発達するべきだ、と自覚してくれないかな〜〜〜。

せめて、「生きてることはありがたい」と楽しく日々を過ごしてくれないものかな。

老化も成長の一途なんだから、できないことが増えても、できることも増えているはずなんだし。


母は結局、私にあれこれ話を聞いてもらって、アドバイスをもらって

「でも・・・・今され変われないわよね。もうこの歳になったら。」というところで幕引きしようとする。

「変わりたいんでしょ?」と言えば「うん」とは言う。

でも、「いまさら私には無理。薬飲むしかないわよね、でも飲んでいたら体に悪いわよね。」

と、まあ、堂々巡りがはじまっていく。

無駄な時間。それなら薬飲んでて。となってしまうんでしょうね・・・お医者も。


大人になったら、じっとしていたら誰も何も教えてはくれないから、

何もしない学ばないうちに、ただ歳を重ねていってしまうのかな。

老化や、誰かの死や、社会的地位を失うという大きな喪失感に耐えられなくなってしまって、ただ漫然と寂しさに耐えるだけ。

そうなってからでは、もう身の回りの頼れそうな人に「取り憑く」しかない。

そんな高齢者ばかりが増えるのはごめんだと思う。

老いて、思考も感情も止まってしまうかもしれない、でも経験値や蓄積された知恵はたとえ忘れてもどこかに積み重ねられていくんじゃないのかな。

自分がまだ高齢になっていないからわからないんでしょう。

でも、母の言う「いまさら変われない」なら

今のうちから変わっていくしかないし、今なら変われる。っていうところを見せるしかない。




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posted by こたつで昼寝 at 11:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記